鹿児島市の国道10号線沿い、JR九州日豊本線竜ヶ水駅(鹿児島市最東端の駅)近くの山側にある廃校、龍水小学校跡に行って来ました。

学校が山の中腹にあるので、ここを毎日登り降りしていた児童たちのことを考えるとなかなかしんどい通学路だったんじゃないかと。
途中お城みたいな石垣があります。

急斜面に学校を建てるにあたって地盤を確保するために積まれたのか、かなりしっかりした作りで、草に覆われながらもいまだに存在感抜群。
廃墟というよりちょっとした遺跡感。
階段を登りきったとこに校門。

石垣の先には校門跡、ここが学校の入口だったんだという雰囲気はちゃんと残ってる。
門をくぐった先が、かつての校庭だったと思われる平地。

雑草がぼうぼうに生い茂った中に、「龍水小学校跡」と彫られた記念碑。
右手に見えるのは錦江湾、背後に山、眼前に桜島。火山灰は直撃しそうだけどロケーションは最高な小学校だったと思う。
沿革
1880年(明治13年)に私立龍ヶ水小学校と平松小学校がそれぞれ開校。
1893年(明治26年)に両校が統合されて吉野村立龍水尋常小学校として開校。
1934年(昭和9年)に吉野村が鹿児島市へ編入されたことで市立へと移管され、学制改革を経て鹿児島市立龍水小学校となる。
1970年(昭和45年)児童数の減少により閉校。
海岸地域の児童は清水小学校へ、上ノ原地域の児童は吉野小学校へとそれぞれ分割統合。

記念碑をぐるっと回って裏側を見ると、学校の沿革が刻まれています。
そして極めつけがこれ!
完全に藪に飲み込まれたジャングルジム。

文字通りのジャングル(ジム)。
鉄骨は健在だけど、周囲の草木がもうほぼ同化。
1993年の平成5年8月豪雨など、度重なる土砂崩れの被害もあって校舎はとっくに取り壊され、残っているのは石碑、校門、そしてこのジャングルジムくらい。
遺構が少ないので「廃校!」ってのを期待して行くとちょっとだけガッカリするかも
訪問メモ
所在地:鹿児島市吉野町竜ヶ水
駐車場:なし
訪問日:2021年3月


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