鹿児島市原良にあった「はらら温泉」。
昔ながらの小さな温泉銭湯として、地元の人たちに親しまれていた温泉です。
2026年4月10日を最後に閉店したと知り、以前撮っていた写真があったので、今回はその姿を記録しておくことにしました。
原良の街にあった小さな温泉

大きな温泉施設というわけではなく、地域の人が普段使いするような、小さな温泉銭湯でした。
昭和27年(1952年)、「おはら湯」という名前で開業。
その後、温泉を掘削して源泉を掘り当て、昭和43年(1968年)に「はらら温泉」と改名したとされています。
温泉を掘り当てた際には、10メートルほどの湯柱が噴き上がったという話も残っています。
昭和の雰囲気を残した建物と、昔ながらの銭湯らしい佇まいも、この温泉の魅力だったようです。
子どもの頃に来た記憶

個人的には、はらら温泉に特別な思い入れや、何度も通ったというようなエピソードがあるわけではありません。
ただ、まだ小さかった頃、ここから少し離れた武岡町に住んでいた時期があり、その頃に親に連れられて来たことがあります。
もちろん、当時のことを細かく覚えているわけではありません。
それでも、後になって「そういえば、子どもの頃にここへ来たことがあったな」と思い出せる場所でした。
今回、はらら温泉が閉店したと知って、そんな記憶もあってブログに残しておこうと思いました。
写真を撮ったのは2022年2月
今回掲載している写真は、2022年2月に撮影したものです。
このときは、はらら温泉に入浴したわけではありません。
近くにある史跡を訪れた際に、せっかくなので以前から気になっていたはらら温泉の建物を撮っておこうと、立ち寄って写真だけ撮影しました。
なので、温泉の内部やお湯についての訪問記ではありません。
あくまで、当時の建物を外から記録した写真です。
このときはまだ営業していたので、まさか4年後に閉店してしまうとは思ってもいませんでした。
約60年の歴史に幕
はらら温泉は2026年4月10日を最後に閉店しました。
閉店の理由は建物の老朽化。
長年使われてきた施設を維持するには修繕費などの負担も大きく、約60年にわたって営業してきた温泉がその役目を終えることになりました。
閉店は地元ニュースでも取り上げられ、常連客から惜しむ声が聞かれるなど、地域に長く親しまれていたことが伝えられています。
鹿児島には温泉銭湯が数多くありますが、こうした昔ながらの小さな温泉が一軒、また一軒と姿を消していくのは、やはり寂しいものです。
はらら温泉を写真に残す
今回の訪問では入浴していないので、「温泉に入ってきました!」という記事にはできません。
でも、旅先や街歩きの途中で何気なく撮影した建物が、数年後にはなくなってしまうことがあります。
2022年2月に撮ったこの写真も、今となっては営業していた頃のはらら温泉の姿を残す一枚になりました。
子どもの頃に親に連れられて来たことがあり、そして大人になってからは、近くの史跡を訪れたついでに外観を撮影した。
それだけと言えばそれだけの場所です。
それでも、自分の記憶の片隅に残っていた「はらら温泉」が閉店したと知ったことで、今回こうして記事にすることにしました。
昭和27年に「おはら湯」として始まり、昭和43年に「はらら温泉」となった小さな温泉。
長く原良の街で親しまれてきたその建物は、2026年4月10日をもって営業を終えました。
今となっては、2022年に撮影したこの写真が、営業していた頃の姿を振り返る記録のひとつです。
訪問日:2022年2月


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