鹿児島県南九州市川辺町。
川辺ダムの近くを訪れた際、かつてここに学校があったという「瀬戸山小中学校跡」に立ち寄ってみました。
現在は校舎も体育館もなく、学校らしい建物は残っていません。
残っているのは、閉校を伝える石碑や記念樹など。
静かな山あいに、かつての学校の名残がひっそりと残っています。
瀬戸山小学校跡・瀬戸山中学校跡

まず目に入るのが、こちらの石碑。
「瀬戸山小学校跡 瀬戸山中学校跡」と刻まれています。
小学校と中学校が一緒になった、いわゆる小中併設校だったようです。
昭和58年に閉校
瀬戸山小中学校が閉校したのは、昭和58年(1983年)。
周辺の学校をまとめて川辺中学校へ統合することになり、瀬戸山中学校もその一校となりました。
小学校についても川辺小学校へ統合されています。
この統合では、瀬戸山だけではなく周辺の複数の中学校が同時に統合され、かなり広い範囲が新しい学校の校区になったそうです。
そのため、通学路には山道を5~6km歩く児童もいたとか。
今なら山道を「5~6km歩いて学校へ通う」と聞くだけでもかなり大変そうに感じます。
閉校記念樹

石碑の近くには、「昭和五十八年三月」と刻まれた小さな石碑があり、その横に閉校記念樹があります。
記念樹そのものは写真に撮り忘れましたが、石碑には閉校した年が残されています。
学校がなくなったことを記念して植えられた木も、そこから40年以上が経ち、石碑には苔が生え、周囲もかなり年月を感じさせます
かつての校庭

校庭だった場所にも入ってみました。
……というより、現在はほぼ自然に戻りつつあります。
今では草が生い茂り、学校跡というより山の中の空き地といった雰囲気。
校舎は無く、門柱らしきものがかろうじて残ってはいますが、閉校記念碑がなければここが学校跡だと気付くのも難しいかも。
何もないけれど、学校跡
瀬戸山小中学校跡に残っているものは、閉校記念碑と記念樹、校庭だった場所と多くはないです。
ただ、閉校記念碑が残されていることで、この場所が学校だったことは今も分かります。
昭和58年に閉校してから40年以上。
子どもたちが山道を歩いて通った学校は、今では静かな山あいの空き地になっています。
川辺ダムの近くを訪れることがあれば、そんな歴史を思い出しながら、瀬戸山小中学校跡の石碑を探してみるのもいいかもしれません。
訪問日:2015年5月

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